明治神宮
青山・表参道のみならず、東京の緑の一大スポットといえるのが「明治神宮」。明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をまつるもので、創建は1920(大正9)年と、それほど古くない神社ですが、日本一の大きさを誇る大鳥居や、70万平米の敷地内に広がるうっそうとした樹木を見ていると、この地が持つ歴史のようなものがにわかに感じられます。
明治神宮
明治神宮へはJR「原宿」駅脇の南参道から入るのが一般的ですが、森林浴のような緑のシャワーを浴びながら本殿へ向かうなら、小田急線の「参宮橋」駅を最寄り駅とする西参道を出発点とするのもおすすめです。東京乗馬倶楽部横の門からすでに緑が茂り、しばらく歩くと開放的な芝生が目の前に開けます。その向こうに見えるのは、NTTドコモの本社ビル。明治神宮が“都会のオアシス”であることを実感できるワンシーンです。
明治神宮
流行の発信地としてにぎわう青山・表参道ですが、視点を変えて歩いてみると、本当に緑がいっぱいの、気持ちのよい街であることがわかります。“遊びにいく街”はもちろんのこと、“住んでみたい街”としても愛すべき、今後も注目のエリアです。
表参道の街並み