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矢切の渡し

 

矢切の渡し

「矢切の渡し」は葛飾区柴又から千葉県松戸市間を、情緒豊かな木製の舟で結んでいる観光用の舟渡し。江戸の情緒を感じながら、船頭さんによる手漕ぎ舟で対岸まで往復してくれる。この舟の運航は、今をさかのぼる数百年前の江戸時代初期。当時、江戸への出入りは非常に強い規則のもとにおかれており、関所やぶりは「はりつけ」になってしまうという厳しい世の中だった。そんな中、江戸川の両岸(柴又側と松戸側)に田畑をもつ農民は、耕作のために自由に渡船で行きかう許しを得ていたという。つまり、彼らは「関所の渡し」を通らずに済んでいたのだが、これが「矢切の渡し」の始まりだそうである。

矢切の渡し

この「矢切の渡し」を有名にしたのは、明治時代の伊藤左千夫の小説『野菊の墓』であると言われている。ちなみに、渡し場から歩いて20分程のところに「西蓮寺」があり、そこにはこの小説の文学碑が建立されている。小説のほかにも、1983(昭和58)年の細川たかしの大ヒット曲「矢切の渡し」も有名である。

矢切の渡し
所在地:千葉県松戸市下矢切1257 
運行時間:10:00頃~16:00頃
運行日:3月中旬~11月末日の毎日。それ以外は土・日曜日、祝日、帝釈天の縁日 ※荒天時は運休
https://www.city.matsudo.chiba.jp/miryok..

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