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戦国武将の面影をめぐる ~中村公園歴史散策~

 

中村公園

広い園内には、子どもたちが思いきり遊べる遊具に、演奏や劇などもできそうな野外ステージがあり、バラエティーに富んでいます。その中でも見逃せないのは、「関白池」「太閤池」「ひょうたん池」を有する、樹木豊かな日本庭園。純日本風廻遊式林泉庭園といわれるもので、水と緑の取り合わせが目をやさしく潤してくれます。ほか、「豊頌軒」「桐蔭」という2つの茶席や「香りの園」などもあり、しっとりとした史跡の趣を楽しめます。

中村公園
作りこまれた庭園に目を見張ってしまう「中村公園」

公園の西側には、図書館なども併設されている「中村公園文化プラザ」、東側には、室内プールも完備の「中村スポーツセンター」があります。文化に運動、いろいろな楽しみがある中村公園周辺は、近隣住民たちが余暇を楽しむ一大スポットなのです。

豊國神社

いざ、秀吉公への礼を尽くしに「豊國神社」へ。天下統一を成し遂げた秀吉は、同じく尾張が誇る戦国武将・織田信長へ差し出したぞうりのエピソードからもわかるように、頭が回り、また茶目っ気のある人柄でもありました。そのせいか、境内にある手水(ちょうず)は、秀吉公の馬印・千成りびょうたんの形と、神社にしてはユニークな意匠になっています。

その実、本殿はこぢんまりとしていて、かなりシンプル。目を引くことを好みながらも根は質実剛健という名古屋の人の好ましい気質が垣間みられます。

豊國神社
敷地内で豊臣秀吉が生まれたと伝説が残る「豊國神社」

豊國神社では、9・19・29の各日には「九の市」が立つとのことなので、今度は9のつく日に訪れることにしましょう。戦国武将にあやかった、意外な掘り出し物が見つかるかもしれません。

もう一つ、秀吉公ゆかりのスポットのミニ情報を。豊國神社の東側にある「常泉寺」は、秀吉公手ずから植えたというヒイラギで知られる寺社ですが、ここには「むすびの輪」というものがあります。この輪を回すことで、本堂で願をかけたことが叶うかどうかが分かるという、“試金石”的な役割を持つそうです。話のタネに、ぜひ寄り道してみるのも楽しいものです。

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