白鹿記念酒造博物館
「白鷹禄水苑」から札場筋線沿いに南へ進むと「白鹿記念酒造博物館」。西宮郷の歴史と桜に関する展示品を集めた「記念館」と、県と市の指定文化財の酒造り道具が展示されている「酒蔵館」の二部構成となっています。
博物館のすぐ最寄りにある「旧辰馬喜十郎邸」は1889(明治22)年建築の洋館で、県の重要文化財となっています。
日本盛酒蔵通り煉瓦館
今度は東西につながる臨海線沿いに東へ。用海筋へ出たら、左折すると『日本盛』の工場が見えてきます。その手前の道「酒蔵通り」を東へ進むと、「日本盛酒蔵通り煉瓦館」があります。1階のきき酒コーナーでは試飲ができます。さらには、吹きガラス体験や米ぬか化粧品でフェイシャルエステもできる体験型の館。ちょっとランチをという時や、もう少し日本酒を味わってみたいという人は併設するレストラン「レストラン花さかり」がオススメ。
日本酒と厳選した旬の素材だけで仕上げた蔵元ならではの贅沢な酒鍋「酒蔵鍋」が人気です。「慶瑞 」「惣花」「山田錦」といった自慢のお酒も、1合はムリという人でも楽しめるよう、ミニグラスでちょっぴり味わうこともでき、お料理にベストマッチ!酒造りの街を体感できるステキなレストランです。
酒蔵通り周辺には1882(明治15)年に建設された今津小学校の洋式のモダンな建築「今津六角堂」や、1810(文化7)年に創建された木造による灯台としては日本最古の「今津灯台」などの史跡もあります。また、「ランチの後には甘味を楽しみたい」という人には、お菓子とお酒を融合させた酒饅頭や酒カステラがカフェで楽しめる「大関甘辛の関寿庵」もあって、酒造りの街を堪能できること間違いなし!