「檜町公園(ひのきちょうこうえん)」は、江戸期に萩藩(現在の山口県)毛利家の麻布下屋敷があった地に位置する、約16,370平方メートルの広さを持つ公園。この屋敷はヒノキが多く植えられていたため、「檜屋敷」の別名がつけられており、これがこの界隈の旧町名「檜町」の由来にもなった。1963(昭和38)年に都立公園として開園、1965(昭和40)年には都から区へ移管された経緯を持つこの公園に新しい歴史が加わったのは、2007(平成19)年のこと。地域の再開発により、都内有数の高層ビル・東京ミッドタウンに隣接することになったのだ。
景観などはかつてと多少異なるが、あふれる樹木や美しい花が咲き乱れる和風庭園の情緒は当時のまま。東京ミッドタウン付設の芝生公園、ミッドタウン・ガーデンとの調和も取れた、くつろぎの空間をいまも提供し続けている。
檜町公園
所在地:東京都港区赤坂9-7-9
https://www.city.minato.tokyo.jp/shisets..
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