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曽根・岡町エリアで文化に親しむ歴史散歩

 

萩の寺・萩の寺公園

服部エリアから曽根エリアへ戻り、足はそのまま、荘厳な本堂が建つ「萩の寺」へ。正式な名は「東光院」といいますが、秋に美しい萩が咲き乱れることから、この名のほうが通りがよくなっています。開山したのは、歴史の教科書にも出てくる高僧・行基。この地に、735(天平7)年というはるか以前にこの寺が建立されたことを思うと、豊中が持つ歴史の長さに脱帽してしまいます。

萩の寺公園青い空に、緑が映える「萩の寺公園」

萩の寺の脇には、緑豊かな公園「萩の寺公園」があります。青い空に、緑の木々。この美しい風景は、行基の時代から変わらないのかもしれません。

タンネ

かなり歩き回ったので、最後は阪急宝塚線「曽根」駅前のカフェの老舗「タンネ」で一息ついてから帰るとしましょう。「タンネ」の創業は古く、大阪万国博覧会が開催される3年前の1967(昭和42)年から曽根で営業しているのだとか。いまの場所には、駅周辺の再開発により2001(平成13)年に移転。かつてのレトロな雰囲気はなくなりましたが、それでもエリア住民のイメージは“曽根で落ち着く喫茶店といえば「タンネ」となっているようです。

タンネ「曽根」駅前のカフェの老舗「タンネ」

そういえば、そろそろ8月下旬。夏の大イベント「曽根サマーフェスティバル」の時期がやってきます。数年前の祭りでは、タンネの屋台が出すパスタが早々に売り切れとなり、残念な思いをしたものでした。いま、この場で注文したら食べられるのはわかっていますが、エリアの活気を象徴するようなあの祭りの雰囲気の中で食べることこそ楽しいのも、また事実。

今度こそ! と、きたる祭りへの意気込みとともに、元気に家路へ着くことにしましょう。

近隣住民の生活を支えてくれるにぎやかな商業施設に、豊かな緑、歴史を感じさせる数々の史跡。今回訪れたスポットは、豊中が“住みやすい街”だということを見事に証明してくれました。

治安もよく、交通も便利。大阪大学などのキャンパスもあり、教育熱心な家庭も多々。関西以外の地から引っ越してくる人たちにもおすすめの住宅地であることも、この散策で十分に納得できました。

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