メインコンテンツへ移動します

漁師町と臨海都市。二つの船橋の顔をたどる、お散歩コース

 

遊歩道を南下していくと、比較的大きな橋に至ります。

海老川橋
海老川橋『船橋地名発祥の地』

これが「海老川橋」。橋の真ん中あたりには、『船橋地名発祥の地』のプレートが据えつけられています。

古代の英雄「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が東征に出たとき、橋がなく川を渡れず、船を並べて橋の代わりにして渡ったことから、「船橋」の地名が生まれたという伝説が残っているそう。

船橋大神宮、灯明台

橋を渡ると小さな商店街になっており、その向こうに大きな鳥居が見えてきます。

これは船橋を代表する神社「船橋大神宮(延喜式 意富比神社)」で、天照皇大神、徳川家康、秀忠公が祀られています。

船橋大神宮
船橋大神宮

境内には大きなイチョウの木が多く、晩秋には黄色く色付いた葉が美しく装いを与え、荘厳な雰囲気に包まれます。

市指定文化財の神楽が奉納される神楽殿や、県指定文化財の「灯明台」があることにも注目。少し高台になったところにある「灯明台」は、1880(明治13)年に建造され、1、2階が和風、3階が洋風の造りになっています。

船橋大神宮 灯明台
船橋大神宮 灯明台

毎年1月には「灯明台祭」が開催され、新成人の門出を祝して年に一度だけ点灯されます。点灯された灯明台の風景を織り込んだ舞台緞帳は、宮本公民館に保管されています。

昔の漁師たちも、この灯明台の光りを心の支えとして、海に出かけていたことでしょう。

船橋大神宮
船橋大神宮境内

1 2 3 4 5 

このページをご覧の方はこんなページもご覧になっています。

このエリアの物件情報

ここまちトップへ
「ここまち」は、(株)ココロマチが運営する地域情報サービス「itot」を利用してご提供しています。