「吉祥寺」に拡がる独自のカルチャーシーン
武蔵野市には「吉祥寺シアター」と並んでもう一つの文化施設が「吉祥寺」駅北口徒歩約3分、「コピス吉祥寺」7階にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」。市の施設として劇場と美術館を保有していることからも武蔵野市の文化水準の高さが垣間見えます。「武蔵野市立吉祥寺美術館」は周辺地域に住む芸術家からの寄贈作品も多く、約2,000点以上の収蔵作品を保有。野田九浦の様々な作品が鑑賞できるだけでなく、浜口陽三、萩原英雄の常設展示場も設けられています。それだけの作品を鑑賞できる美術館でありながらも、入館料は何と100円。市立の施設ならではの料金設定と言えるでしょう。
約2,000点に上る収蔵作品を保有「武蔵野市立吉祥寺美術館」
そして、駅の北側にはあえて説明するまでもない知名度を誇る「三鷹の森ジブリ美術館」。こちらは“東京の観光スポット”として全国から人が訪れる、美術館という名のまさにアミューズメントパークです。「ローソン」でしか手に入らないチケット制でありながら、その人気は衰えることがありません。
全国から人が訪れる「三鷹の森ジブリ美術館」
そのほか、駅周辺には数多くのギャラリー、映画館、ジャズ喫茶、ライブハウスなどがあり、数々のカルチャーシーンを身近に体感できる街として、吉祥寺は“中央線カルチャー”をも牽引している街と言えるでしょう。吉祥寺は“住みたい街”であると同時に“住めばさらにその良さが味わえる街”でもあるのです。