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再開発でより便利で快適な街へ生まれ変わる「小岩」駅周辺

 

江戸川区小岩は奈良時代を中心に書かれたとされる「正倉院文書」に「甲和里」という表記で記されており、古くから発展していたことがうかがえるエリアです。江戸時代には江戸から房総方面へ向かう佐倉道や成田街道が通過し、江戸川の渡船場や番所が置かれるなど小岩は交通の要衝として栄えたといいます。現在も「小岩」駅前に形成された商店街を中心に賑わいます。また、周辺には閑静な住宅街が広がっていることもあり、都心に近い住宅地として人気を集めています。

多彩な店が集まる「こいわフラワーロード」

「小岩」駅周辺には「小岩北口仲通り商店会」や「小岩北口栄通り会」、「こいわフラワーロード」、「昭和通り商店街」、「サンロード商店街」など多くの商店街が広がり、江戸川区の中心としても賑わいを見せるエリアです。

そんな「小岩」駅周辺では北口で再開発組合の設立が認可、南口でも南小岩六丁目地区で建物の工事が開始、南小岩七丁目地区で都市計画決定に向けた検討が行われるなど、さらなる活性化を目指した再開発が進められています。

駅南口で大規模開発が進む

基本計画

「小岩」駅は江戸川区の中心地のひとつとして発展し、地域に根付いた商店街が駅前に広がる一方、道幅の確保や駅前広場の不足なども問題となっていました。そこで江戸川区では「小岩」駅周辺で再開発など都市インフラ整備を進めることになりました。

「小岩」駅南口では南小岩七丁目地区、南小岩七丁目西地区、南小岩六丁目地区の再開発と周辺を結ぶリングロード(周回道路)、駅前広場の整備などが計画されました。このうち南小岩七丁目西地区の再開発は2015(平成27)年に29階建ての再開発ビルが完成しています。

南小岩七丁目地区でも、計画されている再開発ビルにショッピング施設や住宅のほか、交流施設「(仮称)小岩コモンズ」が想定されていますが、その機能などについても議論が行われています。

南小岩六丁目

南小岩七丁目地区、南小岩七丁目西地区とフラワーロードを挟んで向かい合う南小岩六丁目地区では2019(令和元)年から建物の工事が始まりました。

南小岩六丁目では「小岩」駅側から1街区、2街区、3街区に分けて工事が進められます。1街区はショッピング施設を中心とした地上10階の建物となり、2街区は地上22階、地下1階、3街区は地上33階、地下1階の建物で、いずれもマンションやショッピング施設として使用される予定です。2街区は2022(令和4)年に完成しており、3街区の完成は2025(令和7)年冬頃が予定されています。

2025(令和7)年度には「小岩」駅北口に駅前広場が誕生

北口広場

JR小岩駅北口地区では、ショッピング施設が入る低層部と住宅などが入る高層部からなる建物を整備する予定で、保育施設やコミュニティ施設の併設も検討されています。完了は2030(令和12)年度が予定されています。

JR小岩駅北口地区の再開発に合わせて、「小岩」駅北口の北口通りが9mから18mに拡幅されるほか、「小岩」駅北口の駅前広場も整備され、路線バスやタクシーの乗り入れが可能になります。

※この記事は2020(令和2)年8月に執筆されたものです。

再開発でより便利で快適な街へ生まれ変わる「小岩」駅周辺
所在地:東京都江戸川区 

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