神戸ポートタワー

「中突堤筋」から「メリケンパーク」に入ると、港町・神戸のシンボル「神戸ポートタワー」も間近に見えます。最上階の展望台からは、向かいの「神戸ハーバーランド」にあるモザイクガーデンの観覧車や遊覧船、そして神戸の街が一望できます。最終入館時間は季節によって多少変動がありますが、日暮れ以降の時間にも入場できるので、夜景を眺めるには最高!デートスポットとしても人気です。
神戸海洋博物館

「メリケンパーク」の中央にある白いフレームでできた船のようなデザインの建物は「神戸海洋博物館」。「神戸海洋博物館」と「神戸ポートタワー」が両方入るようなアングルで撮影すると、紅白のコントラストがキレイ。1987(昭和62)年に神戸港開港120年を記念して開館した“海・船・港”をテーマとした博物館です。海事博物館としては世界有数の規模。科学技術を楽しく学べる体験施設も併設されています。
メリケン波止場

「メリケンパーク」の東側には「震災メモリアルパーク」があり、1995(平成7)年1月17日の「阪神・淡路大震災」で倒壊した約60mの岸壁が、当時のままの状態で保存してあります。大震災の教訓、港の重要性、国内外の多くの人たちが一体となって港の復旧・復興に努めた様子を後世に伝えようという想いが伝わってきます。
近くには休憩所を兼ねた展示スペースもあって、「阪神・淡路大震災」の記録写真パネルをはじめとした被害状況の資料が展示されています。震災当時の様子からは、今の神戸の発展は想像できません。神戸に住む人たちの強さを実感させられる場所でもあります。

「メリケンパーク」を出てすぐの場所には「メリケン波止場の碑」が。
「メリケン波止場」の「メリケン」は、1868(明治元)年にできたアメリカ領事館近くの桟橋を呼ぶ「アメリカン」がなまって「メリケン」になったという雑学をGETして、今度は東側の「旧居留地地区」へ。
「メリケン波止場の碑」のちょうど向かいには、1918(大正7)年に建てられた「NOF神戸海岸ビル」、そして1922(大正11)年に建てられたという旧居留地地区のシンボル的な建物「商船三井ビルディング」があります。
そのまま海岸通り沿いに進むと、1938(昭和13)年に建てられた英国風な「チャータードビル」が。