歴史ある閑静な佇まいの高級住宅街「目白」
「池袋」駅までJR山手線で1駅の約2分、「新宿」駅までは同じくJR山手線で3駅約6分というターミナル駅にそれぞれ10分以内で到達できる「目白」駅。駅名ともなっている“目白”は、「目黒」駅同様、江戸時代に八代将軍・徳川吉宗が、江戸庶民の娯楽として5か所に目白、目赤、目青、目黄、目黒の不動堂を建てた五色不動のひとつである「目白不動」に由来しています。その江戸五色不動のひとつ「目白不動尊」は16世紀に創立された「金乗院(こんじょういん)」に安置されています。
「目白」駅前には、皇族も通う学校としても有名な「学習院大学」があり、「学習院大学」前の目白通り沿いは緑が多く、秋には街路樹のイチョウが見事に色づきます。
イチョウ並木が美しい目白通り
JR「目白」駅とその周辺エリアは、「学習院大学」の西側に位置し、落ち着きと魅力を備えた、地域の中心的な商業施設が集まる市街地です。豊島区では「目白駅周辺地区地区計画」を策定し、周辺の教育施設との調和を図りつつ、良好な駅前空間の整備と活力ある複合市街地の形成を目指しています。また、駅から少し離れて住宅街に入ると、江戸時代の大名屋敷、また明治以降は時の権力者や政治家の邸宅地があったエリアで、それらの邸宅跡地は現在、庭園や結婚式場として整備されており、周囲には閑静な住宅街が広がっています。
「目白」駅周辺の様子