繁華街として常に賑わう街・難波
「大阪」の象徴として、道頓堀とグリコの看板で表される大阪・難波の風景。難波周辺の道頓堀や千日前、広くは心斎橋、アメリカ村、ヨーロッパ村一帯を指して「ミナミ」と呼ばれ、中央区と浪速区に広がる、日本最大級の面積を誇る繁華街として常に賑わっているエリアです。
繁華街「ミナミ」の玄関口
商人の街として栄えてきた大阪の魅力が凝縮されている
難波は、庶民的な一大繁華街であり、大阪の代名詞的存在「ミナミ」の玄関口です。島之内・道頓堀・難波・千日前といったエリアには、歴史に縁がある老舗や商店街も多く、大阪観光の定番スポット。鍋やフライパン、包丁など調理器具の専門店が並ぶ商店街「千日前道具屋筋商店街」や、鮮魚店を中心に青果、乾物などの店舗が軒を連ねる「黒門市場」、ブランドのショップが集まり、大阪のファッショントレンドをリードしている「心斎橋筋商店街」など、まさに歴史的にも商人の町として栄えてきた大阪ならではの魅力が凝縮されています。
さらに、地下街も充実していて、その一つである「なんばウォーク」は、千日前通の地下に設けられた広大な地下街。地下鉄「なんば」駅・近鉄線「大阪難波」駅と「日本橋」駅をつなぎ、南海線「なんば」駅や「JR難波」駅にも隣接しています。地下街の店舗は、飲食店やファッション関係、雑貨など、約240店舗。そのため、各線の乗り換え時にショッピングもできる利便性で多くの人に利用されるショッピング・グルメ街となっているのです。
フロア面積を拡張した「大阪タカシマヤ」
また、老舗百貨店の本店である「大阪タカシマヤ」は、フロア面積を拡張するためのリニューアル工事を行い、2011(平成23)年3月にグランドオープンしました。「大阪タカシマヤ」地階フロアも“デパ地下”として充実しており、全国の老舗や名店を集めたタカシマヤ独自の売り場が設けられているため、“食道楽”の町・大阪人にとってかけがえのない人気百貨店として君臨しています。