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西宮・芦屋エリア概要

 

歴史と文化に彩られた「西宮」「芦屋」の景観

西宮、芦屋周辺は伝統的な行事や文化が多く残る一方で、「阪神間モダニズム」と呼ばれる、西洋文化の影響を受けたハイカラでモダンな文化が形成された地域です。

宮水発祥之地酒造りに欠かせない名水「宮水」が湧出している

「西宮」は、日本有数の酒どころ『灘五郷』の一角を担っており、酒造りに欠かせない名水「宮水」が湧出しています。

「宮水」はかつて海だった場所にだけ湧き出る水なので、その範囲は限られており、そのエリアは「宮水地帯」と称されています。

白鹿記念酒造博物館有名酒造が並ぶ酒蔵通り

西宮市久保町には「宮水発祥之地」の碑が建立されており、ここは1840(天保11)年に山邑太左衛門が酒造用水としての良質な「宮水」を発見した場所で、付近には『灘五郷』の酒造各社所有の取水用の井戸が点在しているエリアとなっています。

『日本盛』や『白鹿』など、国内でも多くの日本酒ファンを魅了してやまない有名酒造が並ぶ酒蔵通りは情緒たっぷり。散策にも最適です。場所は国道43号の本町から浜側へ少し入った一帯で、「西宮神社」からは南へ徒歩約5分の場所にあります。

谷崎潤一郎記念館「芦屋」は文化施設や歴史的建築物が多いエリア

一方「芦屋」は、美術館や文学館などの施設が数多くあり、千年以上の昔から伝えられている数々の伝説にまつわる歴史的スポットにも恵まれているエリアです。

芦屋市の歴史と美術について紹介している複合美術博物館「芦屋市立美術博物館」、その隣には文豪・谷崎潤一郎の「芦屋市谷崎潤一郎記念館」、現代俳壇の巨匠である高浜虚子ゆかり「虚子記念文学館」などの文化施設に加え、「ヨドコウ迎賓館」「甲子園会館(旧甲子園ホテル)」、そして蔦の絡まる外観が印象的な「芦屋市民センター(ルネサンス クラシックス芦屋ルナ・ホール)」といった歴史的建築物も残されています。

1988(昭和63)年にオープンした「芦屋市谷崎潤一郎記念館」は、館内に名作『細雪』をはじめとする多くの自筆原稿・手紙・初版本などを展示しているほか、氏が愛用した座机や硯箱などを配した四畳半の書斎が再現されています。

「ヨドコウ迎賓館」は「旧・東京帝国ホテル」などを手掛けたF.L.ライトの設計。1924(大正13)年に完成した大邸宅で、ライトが設計した住宅建築としては日本で唯一ほぼ完全な姿で現存するものです。1974(昭和49)年には国の重要文化財に指定されました。芦屋川上流の高台にあり、ここから「芦屋」の市街地と大阪湾が一望できます。

「甲子園会館(旧甲子園ホテル)」はF.L.ライトの愛弟子である遠藤新の設計で、現在は「武庫川学院(武庫川女子大学) 甲子園会館」として使用されています。日本に残る数少ないライト式の建築物ですが、打出の小槌をモチーフにしたオーナメントや緑釉瓦(りょくゆうがわら)、西ホールの天井に見られる市松格子など、日本の伝統美も随所に取り入れられています。

新西宮ヨットハーバー四季折々の見どころや娯楽施設も多い(写真は「新西宮ヨットハーバー」)

このほか、「日本さくらの名所100選」に選ばれた「夙川河川敷緑地(夙川公園)」や、砂浜や干潟が残る甲子園浜、日本で有数の規模を誇る「新西宮ヨットハーバー」、多彩な舞台芸術を発信する「兵庫県立芸術文化センター」など、四季折々の見どころや魅力的なアミューズメント施設も多く、他のエリアから訪れる人も少なくありません。

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