
「荻窪音楽祭」の時にはメイン会場に使用されるなど、地域住民に親しまれている「荻窪タウンセブン」。戦後間もないころから続く商店街を前身とした施設で、長きに渡り荻窪の地を見守ってきた荻窪の象徴的存在です。
独自のカルチャ―も発信、買い物・グルメ事情
「荻窪ラーメン」に代表されるように、荻窪周辺エリアにはグルメな街としての一面もあります。イタリアンやオーガニック料理、カレーなど、様々なジャンルの飲食店が次々とオープンしているほか、着実に営業を続けて来た老舗店の多くが今も暖簾を守っています。

また、西荻窪エリアも俳人・中村草田男、言語学者・金田一京助、人間国宝の人形作家・野口園生、作曲家・遠藤実といった多くの文化人が住んだ街で、荻窪と共に文化の薫りを感じられる街です。

さらに近頃では「西荻窪アンティークマップ」がつくられるなど、緑豊かな街を散策の場として提供したいという想いによるプロジェクトも多数展開されるようになりました。「アンティーク散策」に加えて、区内の6ヵ所かに設置した彫刻家・藪内佐斗司氏の童子像を巡る「西荻窪六童子めぐり」もそのひとつです。そんな西荻窪の観光を活性化すべく、「ハロー西荻キャラクター」として、あひるの「ハローくん」が誕生し、街のイベントなどで活躍しています。