県道164号線(旧中山道)と「氷川神社」を南北に結ぶ「氷川参道」。その距離は約2kmにもわたり、日本一長い参道と言われている。参道両脇にはケヤキを中心とした約650本の樹木が植えられ、都心部では貴重な緑の空間を形成。幹回りが2m以上の大木は市の天然記念物に指定されている。
「さいたま新都心」駅から10分ほど歩いた、旧中山道沿いにそびえる朱塗りの鳥居。これが参道の入口となる「一の鳥居」で、ここを北上すると「二の鳥居」「三の鳥居」が現れる。「二の鳥居」は明治神宮より寄贈移築されたもので、現存する木造の鳥居では関東で一番大きい鳥居だ。
参道途中、県道214号線(大宮中央通り)から県道2号線までの約300m区間は、氷川参道の一部を整備した緑地帯「平成ひろば」。通りの両側にケヤキやサクラなどが植えられ、歩道は石畳で整備、岩を組み合わせて造ったせせらぎもある、市民憩いのスポットだ。
氷川参道・平成ひろば
所在地:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町 ほか
https://www.city.saitama.jp/001/010/015/..
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