商店街に甘味屋、活気あふれる街
谷根千エリアの商店街は近隣住民の生活に深く根ざすショッピングストリート
谷根千エリアは、商店街がとても元気。言わずと知れた「谷中銀座商店街」、それと交わるように延びる「よみせ通り商栄会」など、近隣住民の生活に深く根ざすショッピングストリートが活気を生み出しています。商店街には、名物となっている廉価な総菜類なども充実。目当てに通う人たちが引きも切りません。
古き良き甘味屋も多い谷根千(写真は「芋甚」)
谷根千へは、古き良き東京・下町の情緒を求め、多くの観光客がやってきます。彼らの街歩きの原動力となりそうなのは、古き良き甘味。「芋甚」の昔から変わらぬ製法を守り続けているアイスモナカや、「菊見せんべい総本店」の、1枚から売ってくれる堅焼きせんべい。いずれも片手で持って“歩き食い”できる気軽さで、谷根千散歩のお供にぴったりです。ちなみに、「夕やけだんだん」などの階段や坂道も点在しているので、街歩きにはスニーカーなどの気軽な靴がおすすめです。
階段や坂道も点在。街歩きはスニーカーで
落語中興の祖・三遊亭圓朝ゆかりの地であり、5代目古今亭志ん生が愛した地でもあることから「落語のまち」としても有名な谷根千エリア。食べ歩きの合間には、落語家集団「やねせん亭」が繰り広げる高座でお腹を抱えて笑うなどという楽しみ方も粋なものです。