最先端の街に歴史の趣が溶け込む街、阿倍野・天王寺

大阪市内でも比較的落ち着いた環境に恵まれている阿倍野・天王寺エリア。「あべのハルカス」など再開発が話題になっているエリアですが、この街は歴史と文化を感じられるスポットもたくさんあります。

荒陵山 四天王寺

天王寺という地名の由来にもなった「四天王寺」はこのエリアのシンボル的存在です。「日本書紀」によると造営がはじまったのは593(推古天皇元)年と、日本の仏教寺院では最古のものとされています。また、この寺は、聖徳太子により建立されたことでも知られています。

四天王寺

現在は当時の建物は残されていないものの、境内には江戸時代に再建された「六時堂」や「五智光院」などの建物があり、趣ある雰囲気を醸し出しています。阿倍野・天王寺エリアには「久保神社」や「大江神社」など「四天王寺」の守護として造営された神社も点在し、街の至る所でこの地の歴史を感じることができるでしょう。

阿倍王子神社・安倍晴明神社

一方、阿倍野という地名はかつてこの地を治めていた阿倍氏に由来するともいわれています。エリアの南約1kmのところにある「阿倍王子神社」は「熊野神社」に至る道沿いに造られた「九十九社」のひとつで、唯一当時の場所に存在する神社ですが、阿倍氏が建立したという説もあります。また、「阿倍王子神社」近くにある「安倍晴明神社」は、平安時代の陰陽師として有名な安倍晴明が誕生した地といわれ、古くから篤い信仰を集めてきました。

大阪市立大学医学部附属病院

こうした長い歴史が醸し出す落ち着いた雰囲気は学問の場にふさわしいと評価され、とくに大正時代には多くの名門校がこの地に移転してきました。その代表的存在が「大阪大学」の前身である「大阪高等学校」で、当時の校舎は現在の阪堺電車「北畠」停留場の東側にありました。現在も「大阪阿部野橋」駅の西側には「大阪市立大学 医学部」がキャンパスを構え、隣接地には「大阪市立大学 医学部附属病院」も建っているなど、文教エリアとしての機能を果たし続けています。

大阪府立天王寺高等学校 

なかでも「文の里」駅周辺の常盤文教地区は多くの学校が集まる場所です。常盤文教地区の中心地にある「大阪府立天王寺高等学校」は1896(明治29)年創立の「旧制大阪府第五尋常中学校」をルーツとする伝統校で、府立高としてはトップクラスの難関校として知られています。

大阪教育大学附属天王寺小学校

また、「天王寺」駅南側にある「大阪教育大学附属天王寺小学校」も関西有数の人気を誇る小学校で、学校からの所要時間が40分以内に住む子どもだけが通学できるため、この小学校付近にわざわざ引っ越してくる人もいるといいます。「天王寺」駅北側には、同じ大阪教育大学の附属校として「大阪教育大学附属天王寺中学校・附属高等学校天王寺校舎」もあり、こちらも高い人気を誇ります。

四天王寺中学校・高等学校

「天王寺」駅の北側にも、中高一貫教育を行い女子高としては関西有数の進学校として有名な「四天王寺高等学校・中学校」など多くの学校が集まり、「天王寺」駅や「大阪阿部野橋」駅は通学時間帯には学生・生徒で賑わいます。

再開発で誕生した最先端の街に、長い歴史を持つ神社仏閣と文教エリアとしての伝統が融合した阿倍野・天王寺エリアにはここにしかない魅力が満ち溢れています。

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