靖国通りと新宿通りの間に、江戸情緒を味わえる街並みが続いている。それが四谷荒木町である。江戸時代は松平摂津守の屋敷で、深い緑の中に滝や池が造られた庭園があり、明治以後も花見や涼を求める人の名所となっていた。現在もそういった歴史の名残を店構えや路地から感じることができる。毎年秋には「四谷大好き祭り」が開催され、多くの人で賑わう。「四谷荒木町商店会」の中心には南北に「車力門通り」が延び、通り沿いに商店街が広がっているほか、エリア内には「策(むち)の池」や「荒木公園」などの緑も残されている。
四谷荒木町商店会
所在地:東京都新宿区荒木町
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