お茶の水
お茶の水
池の西の端には「お茶の水」という湧水があります。これは徳川家康がこの湧水で抹茶を飲んだことから名づけられました。今もこんこんと水が湧いています。
井の頭弁財天
「井の頭弁財天」
「お茶の水」の近くには「井の頭弁財天」の社があります。弁天様は女の神様なので、井の頭公園でボートに乗るカップルにやきもちを焼くため、「井の頭公園でボートに乗ると破局する」という都市神話もあるほど。
「銭洗弁天」
とはいえ、芸事の上達や金運などを祈りに来る人にとっては優しい神様。社の裏には「銭洗弁天」もあり、ここで洗ったお金を持っていると金運アップの御利益があるとか。小銭を洗うザルも用意されているので、ぜひお財布の中の小銭を洗ってみましょう。
井の頭自然文化園分園
「井の頭自然文化園分園」
「井の頭恩賜公園」の池に面した場所には「井の頭自然文化園」の分園があります。こちらで入園のチケットを買うと、道を挟んだ向こう側にある「井の頭自然文化園」の本園にも入場できます。分園には、小さな水族館や、ツルやオシドリ、カモ、白鳥、黒鳥などが飼育されているエリアや、「井の頭池」に訪れる渡り鳥などが観察できる観覧デッキもあります。そこから眺める「井の頭恩賜公園」の全景も開放感に溢れています。
井の頭文化園本園&彫刻館
全体的に、猛獣よりも子どもに親しみやすいフェネックやタヌキなどの小動物が多くなっています。また、足元を放し飼いのリスが横切っていく「リスの小径」や、モルモットをだっこする「ふれあいコーナー」、生きものを探したりつかまえたりして生きものとの出会いを楽しむことができる「いきもの広場」など、間近に生き物を見たり触れたりできるよう工夫がされています。
園内には「野鳥の森」や「山野草園」などもあって、お年寄りの方がゆったりと小道を散策している姿も見られました。さらに、園の奥には長崎の平和公園の像で有名な北村西望氏の彫刻館も2館あって、A館には平和祈念像の原型が展示してあります。